アメリカの石のセラピーLaStoneに巡り合ったことで、私はセラピストとしてもっとも大切なことを学びました。
欧米のさまざまなボディーワーカーやポラリティセラピスト、ネイティブアメリカンのシャーマンの技術や考え方。
それは、その目の前の「命」とどう対峙するのかということ。
たとえ美容が目的だったとしても、それ以前に「人」や「命」とどう向き合うのか。
美容学校でも日本のエステスクールでも教えていない概念でした。
その人に「直接触れること」は、まず始めにその人の存在、「命」を心から尊重して敬意を表することから始まります。
その人おひとりおひとりの全体を見るボディワーク。
それは、フェイシャルでもボディでも同じです。
私は「今、ここ」で拍動しているその人のエネルギーを知り、同調し、調整していきます。
品質の良い高機能化粧品やボディマシンは、その人に「きっかけ」を与えるだけのものです。
結果として、その人のすべての細胞が活性化し、ホルモンが活発に働き、免疫力が高まって、お肌やからだが変化していきます。
私はその人のエネルギーの通り道となります。
私たちが何かを与えているのではなく、化粧品やマシンがその方を変えているのではなく、
その方が変化するための「支え」であり、「通り道」が私たちのお仕事です。
その方の「命」が光り輝くように、「敬意を払う」ことから始めます。