多くの災害をもたらした台風が去って行ったら、一気に秋ですね！
この何年か、春と秋がなくなっているようです。きっとずっとそんな日本になってしまったのかも。少し怖い気もします。

だんだんと気温が低くなり、朝晩冷えてまいりました。

「冷え取り」の進藤先生によると、
「秋は肺の毒出しの季節」ということで、肺が咳や鼻水を出して体内の毒素を出そうとするそうです。
肺は、皮膚や腸ともつながりがあり、この時期に湿疹が出たり下痢になったりすることもあるんですね。
便秘も同様で、排泄器官の役割のある肺、大腸、皮膚はみんなつながっているのです。
下痢や便秘の続く方は、肺にも影響しているようです。

出るものは、体にいらないものを出そうとする自然のことなので、薬などで止めたりせず出し切るのが良いといわれています。
熱も同様で、解熱剤極力使わない方が良いですね。

肺の毒素を出し、また血液と酸素を取り入れるために、腹式呼吸をこころがけましょう。
ゆったりした気持ちで、「吐き切る」ことに集中し、吐ききったら２～３秒、息を止めて、その続きで深く息を吸います。
肺の働きが良くなると、大腸からお肌にもその効果が！
呼吸でお肌がきれいになるのは嬉しいですよね。

爽やかな秋の空気を思い切り吸って、この短い季節を楽しみましょう！